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中国の罠にハマらぬよう、日本が意識すべき「米中との距離感」

2017年10月31日(火) ニュース

kitano20171030

無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係研究者の北野幸伯さんがかねてから主張してきた、中国の大規模反日プロパガンダ「反日統一共同戦線」。これにより、中国の一番の目的は「日米関係の破壊」ということが明らかになりました。その罠にはまらないために、我が国は米中両国とどのように接していくべきなのかについて北野さんが解説してくださっています。

アメリカ、中国との距離のとり方

「日本には、尖閣だけでなく沖縄の領有権もない!」と宣言している中国。

● 証拠→反日統一共同戦線を呼びかける中国

習近平の2期目が始まります。彼の1期目、日中関係は大変でした。習が中国のトップになったのは、2012年11月。日中関係は、「尖閣国有化問題戦後最悪」になっていた。

習は、大金をかけて「反日反安倍プロパガンダを展開していきます。結果、安倍総理が2013年12月に靖国を参拝したとき、中韓だけでなく、アメリカ、イギリス、ドイツ、EU、ロシア、オーストラリア、シンガポール、台湾などなどが、これを非難した。安倍さんは、世界的に孤立させられたのです。

しかし、総理は、プーチン・ロシアの「クリミア併合」(2014年3月)で救われます。リベラル・オバマさんは、「右翼」「歴史修正主義者」の安倍さんが嫌いだった。嫌いでも「対ロシア制裁網」を築くために、和解せざるを得なかった。さらに2015年3月、「AIIB事件」が起こりました。アメリカの制止を無視して、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、オーストラリア、イスラエル、韓国など親米国家群が、中国主導AIIBに入ってしまった。唯一日本だけはAIIBに入りませんでした。

そして、2015年4月、安倍総理は訪米し「希望の同盟」演説をした。これで、日米関係は、オバマさんが「これほど強固だったことはなかった」というほど、良好になったのです。以後、安倍総理とオバマさんは、一貫していい関係でした。

オバマさんは、ここから「真のリアリスト」に生まれ変わります。ロシアと和解し、ウクライナ、シリア、イラン問題を次々と解決していった。そして、中国と対決する姿勢を明確にしたのです。2015年9月には、訪米した習近平を超冷遇しました。ついに、オバマ・アメリカは、「ロシアと和解して中国を封じ込める」という、リアリストの大家ミアシャイマーさん、世界一の戦略家ルトワックさんの戦略に沿って動きだしたのです。それで、安倍さんがプーチンと和解しても、大目に見てもらうことができました。

私たちは、トランプさんも、この戦略を継承してくれるものと期待していました。選挙戦中、トランプは、はっきりと反中国、親ロシアだったからです。2016年12月、トランプは、台湾の蔡総統と電話会談し、中国を激怒させた。私たちは、「ますます期待できるぞ!」と思った。

しかし、2017年になると、トランプさんはすっかり変わってしまいます。まず、「ロシア・ゲート」が盛り上がり、ロシアとの和解が頓挫した(トランプ自身は、いまだ親ロシアみたいですが)。そして、トランプは、はっきり中国と和解した。トランプの習近平評は、「彼は、いい奴だ!」「私(トランプ)は、が大好きだ!」「彼(習)の奥さんもすばらしい!」です。

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